タイム イズ ・・・ [日常]
今日、家族が戻って来ます。
1週間半の独身生活も終わりです。
この独身生活のあいだ、おもいっきり羽を伸ばそう!といろいろ計画を立てました。
・美術館へ行く
・映画館へ行く
・髪の毛を切りに行く
・飲みに行く
・麻雀をやる
・近所のジャズバーに生演奏を聴きに行く
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などなど。
遊びつつもインプット的行動をたくさんしておこうと、計画していたわけです。
が、ひとつも実現していません・・・。
この間、何をしてたんだって?
家事です!
まず、日々の賞味期限切れを気にした食事と洗い物。そしてゴミ。
そして家族が残していった洗濯物。
タイミング良くここのところ天気が悪かったので、
家の中で干すため、ちょっとずつの洗濯。つまり、毎日洗濯。
そして掃除、こどものおもちゃのかたずけ。
さらに、みんなが戻って来る頃には寒くなっているので、
夏用カーペットから冬用ラグへ。電気カーペットも敷いたりして。
カブトムシの世話。
もともとテレビはあまりつけないので、ひとりで家にいると、
黙々と家事をこなしている、まさに主夫状態。
もうそろそろ主婦(夫)の愚痴がでてきそうですよ。
「あたしも外で羽伸ばしたいわ〜!」って。w
生活をするのって大変です。
よく言うじゃないですか。
おれはミュージシャンだとか、アスリートだとか、社長だとか、役者だとか、料理人だとか。
でもそれは、それをするためのあいだに、
やるべきことを他の誰かがやってくれているから成立してるんですよね。
決しておれだけの力ではない。
コンビニのお弁当があるからこそ、料理と片付けの時間を自分のための時間に、
はたまた、ただただダラダラと過ごす時間に費やすことができるわけです。
どんなにニートな人も孤独な人も、独りじゃないんです。生きて行けている限り。
そしてそういう観点からいくと、意外や意外に、専業主婦(夫)ほど孤独なものはないな、と。
もちろん家族のためにやってるし、家族も帰って来ますし。
そうなんだけども、ね。
これをずっとやってるとですね、結局、「一日中ずっと、人のためにやってる」感が生じるのは当然ですよね。それを喜びや自分の活力へ昇華していけるモチベーションを持つ持たないには、環境を含めた個人差があるので、抜きにして考えます。
おおざっぱに言いますが、
ニートだろうと独りで孤独だと言おうと、
生きて行けてて自分のために使える時間を持っている人は、こりゃ孤独じゃありませんよ。
人のために時間を費やしてばかりで、自分のための時間を作ることさえままならない。
安直な考えでいくと、これが究極の孤独だな、と。
そう僕は感じながら、この1週間半を過ごしました。
そして、逆転の発想で、
「人のために時間を費やしてばりで、自分のための時間を作ることさえままならない」
そのことに誇りを持って、楽しみながら行動できる人になったら…。
そんな人こそ、本当に強くてやさしい人だな、と。
そしてそういう人に限って(そういう人だからこそ?)、
がむしゃらに自分のことだけをやってきた人に対して、
すごいねとか、感動したよとか、かっこいいねとか、素直に言えちゃったりするんですよね。
懐のデカい感性を持ってたりします。
僕はそういう人になりたいんじゃないか?
と思いはじめたところで、独身生活は終了します。
家族が戻ってきたら、羽を伸ばしたいと思います。
(また)歩道で寝ちゃうくらい飲んでやるっ!w
んー、すてき☆これから家事、というときに読んでいるので、気持ちが変わります(笑)がんばるぞっ。
by Hana (2010-12-07 13:50)